2011年6月18日土曜日

アワブキ(泡吹)その2

自宅裏手に自生するアワブキです。開花を心待ちにしていたのですが、樹高4〜5mの主に樹冠にある花序を高枝バサミで採取して見たら、すでに盛りを過ぎていました(2011.6.18 12:11撮影)。


未だ芳香を漂わせている花序を接写して見たのですが、多くの花弁が散ってしまって、本来の小花の形状を理解するのが困難な状態でした(2011.6.18 11:12撮影)。


山渓ハンディ図鑑4「樹に咲く花(離弁花2)」によると「花弁は5個、外側の3個は大きく広卵形、内側の2個は小さく線形。雄しべは5個、1〜2個が完全雄しべで、残りは退化して仮雄しべになっている。完全雄しべは花糸の先端が杯状に広がって葯がつく。仮雄しべは鱗片状で白く、花柱の下半分を包む」と記されています。比較的完全と思われる小花を改めて接写して見ました(2011.6.18 11:14撮影)が、この画像から上記図鑑の記載のすべてを理解するのは難しいようです。

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