2010年6月15日火曜日

ナツハゼーアラゲナツハゼの中間種(?)その2

先日発見したナツハゼーアラゲナツハゼの中間種(?)とよく似た特徴を有する株を約50m離れた地点で見つけました。この株は6年前に皆伐された後の切り株から再生した“ひこばえ”です。樹冠はやや紅葉しています(2010.6.11 15:35撮影)。


葉腋から水平に出た総状花序には一見淡いピンク色に見える花冠が辛うじて10個余り残っていました。花が散りつつあっても苞葉がしっかり残っています(2010.6.11 15:35撮影)。


花冠はピンク色と白色で、浅く5裂した裂片の先は外側に捲れています。花冠の形状はナツハゼに似ています(2010.6.11 15:35撮影)。


葉表には細かい葉脈がやや見えますがアラゲナツハゼほど目立たない、まさに中間的な葉に見えます(2010.6.11 15:35撮影)。細かく波打っていて葉脈が異常に浮き出ている葉が多数見られますが、これは何らかの病気だろうと思います。


接写した葉裏には、脈上にまばらな腺毛(?)と一緒に多数の開出毛が生えています(2010.6.11 15:35撮影)。

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