2010年6月30日水曜日

ムラサキシキブ(紫式部)その3

裏山のヒノキ林の林縁で今年になって見つけた幼木のムラサキシキブです。自宅裏手に自生するものとは葉形などがやや違って見えます。株立ち樹形で樹高は1m足らずです(2010.6.23 10:27撮影)。


葉は対生しており、集散花序が葉腋あるいはそのごく近辺から出ています(2010.6.24 9:49撮影)。


葉の形状は長楕円形で先が尾状に尖っています。粗い鋸歯がありますが基部近くには認められません(2010.6.23 10:29撮影)。


葉裏に淡黄色の腺点が散在するらしいので、葉裏を接写して見ました。不明瞭ながら黄色っぽい微粒が散在しているのが判ります(2010.6.24 9:50撮影)。


集散花序を構成している小花は淡紅紫色で、その数は2〜15個ぐらいで、ばらつきがあります(2010.6.23 10:28撮影)。


直径1cm足らずの幹は緑灰色で、丸い皮目が多数見られます(2010.6.23 10:31撮影)。

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