2010年5月20日木曜日

ネジキ(捩木)その2

裏山に自生している不分裂ー互生ー全縁の落葉低木のうち最も多く見られるのがこのネジキですが、この時期のネジキは同じツツジ科のナツハゼやアラゲナツハゼとやや似ています(2010.5.20 6:37撮影)。敢えて違いを言うなら、ナツハゼほど紅葉が目立たず、アラゲナツハゼほど葉脈が目立たないことでしょう。


葉はナツハゼやアラゲナツハゼよりも大きく、長さ10cmを超えるものもあります(2010.5.20 6:37撮影)。よく見ると毛がまばらに生えているのですが、この画像では判り辛いですね。


総状花序のもとになるものが葉腋から伸びていますが、この部分から目映いほど白い花が見事に並んで咲くとは思えないほど貧弱です(2010.5.20 6:40撮影)。その訳は、花後の果実がちっぽけな蒴果であって、ナツハゼやアラゲナツハゼに見られるような大きな液果ではないからでしょうね。とりあえず、これから下向きに咲く多数のスズランのような白い花に期待しましょう。

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