2010年5月26日水曜日

コマユミ(小真弓)

この春、半日陰の林縁で熊笹だけを選択的に刈り払って見つけた落葉低木のコマユミです(2010.5.25 10:15撮影)。根ぎわから数本の細い幹が出て倒れるように生えており、樹高は50cmほどです。


葉も葉柄も枝も同じ緑色なので一見すると偶数羽状複葉のように見えますが、複葉ではなく単葉が対生しています(2010.5.25 10:13撮影)。林将之著「葉で見わける樹木」によると、一年目の枝が緑色なのがニシキギの特徴だそうです。


葉は倒卵形〜楕円形で、葉の縁には不揃いで浅い鋸歯があります。新葉のためか、やや波打っているように見えます(2010.5.25 10:14撮影)。


花は集散花序で、2〜3個の淡緑色の小さな花が付いています。花弁は4個、雄しべは4個、雌しべは1個です(2010.5.25 10:12撮影)。


幼木だからでしょうか、直径1cm足らずの幹も、枝分かれした枝も緑色です(2010.5.25 10:14撮影)。

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